モリタヤスノブログ3.0

森田泰暢のブログです。福岡大学商学部の教員でヒマラボの代表理事でもあります。思えば遠くへ来たもんだ。

20220505 なんでインドア派の自分が10年も前から自然に気持ちよさを感じていたのか

老夫婦が切り盛りするお店で、厨房設備と二人が一体化したような美しい振る舞いを見せた時に、トヨタの工場の「協働化」を思い、常連客への対応が完璧なお店を見ては、GoogleAmazonの「パーソナライズとレコメンデーション」を思う。

どアナログとどテクノロジーは表裏一体だ。

今回、インドアな自分なのに、長野にいた時からなぜ森や山のような自然に「気持ちよさ」を感じるのかキャンプしながら考えていたけど、それはその「自律分散」にあるなと感じた。

私は私と振る舞いながらも、適度な調和がある。木も草も虫も、風も。

自然の中で振る舞うそれらがアクターではないなと思ったのは、自然にいるすべてのものは何か薄く関わっているけども、何かを達成するために頑張っているわけでもないわな、なんて感じたからで。

5年前からやっているヒマラボや最近のシチズンサイエンスも含む自由研究的な活動も根っこは同じなんだな。

皆それぞれ好きなように好奇心に沿ってやりなよって。共創よりも弧創。

でもこの適度な調和を維持するには「倫理観」がいりそうだから、最近は個人化と倫理についての本をよく読む。

ソロキャンプかメタバースがいいなと思うのも近いかもしれない。

DAOなども。

どアナログとどテクノロジーは表裏一体だ。

うちのゼミもとても近いかもしれない。つながりを強くは求めないけどどこか調和はしている。私は私と自分らしくその環境に身を置けるかは就活でも大事にしてる人は多い気もするし。

倫理観と自律分散。自由研究の倫理、とか。個人化進む社会だから、そこもやっぱり深めるのは良さそうだ。

自然には闘争的な側面もあり、サービスもそういうところはある。今回は自律分散性のほうへの関心が高いことはわかったけども、色々学べるなあと感じたキャンプだった。改めて行ってよかった。

絶賛、ソロアウトドア(キャンプに限らず)に向けてギアやツールを物色中です。コンパクトなコンロとイスと机などなど。アウトドア読書Youtuberにでもなろうかな。

読む本のお金くらいYoutubeでもし稼げるなら、それで地域の本屋で本買って、その地域でアウトドア読書して、メルカリショップで古本屋作って還流させて、みたいなこともできるんだろうか。なんて考えたりする3日間だった。

しかしデカい鯉のぼりだこと。