読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

モリタヤスノブログ3.0

福岡大学商学部 森田泰暢のブログです。のらりくらりキラリ。

面接受かったり落ちたり:就活の時期ですね。その7

就活の話をあとちょっとだけやったら、仙台の話とか、松代の話とか、雑誌の話とか、いろいろ書きますね。

ま、それはさておき。

もうちょっと就活の話。

私が以前おりましたゼミでは、ゼミの希望者を募ったあと、面接して選考をしていました。先生とゼミ生を交えてですね。
で、その時のやりとりはどんなものがあったか。
内容そのままにすると露骨なので、ちょっと脚色しますと、

  • A:「この人、面接ではハキハキしてたし、良かったんじゃないかな」
  • B:「えー、でも●●先生の講義に出てた時、後ろの方で騒いでるよ、いつも」
  • A:「じゃぁ、無いな」

とか

  • C:「こいつ、見た目チャラいし、よく分かんないやつだったなぁ」
  • D:「うんうん。確かにね。ダメかも」

(そこに、結構信頼されている先輩E登場)

  • C:「あ、先輩、こいつどう思います?」
  • E:「おー、そいつ同じサークルだわ。めっちゃいいやつだよ。つかめなさそうだけど、いいやつなんだ」
  • D:「あ、そうなんですか。先輩が言うなら良いですね」

とか

  • F:「この子、あんまりしゃべんのうまくなかったなぁ」
  • G:「でも、成績めちゃいいよ。●●先生のテスト、90点以上とってたらしい」
  • F:「マジで?すごいじゃん。いいじゃんね」

とか、あります。

採用にあたっての評価軸が少しのことで、色々変化するんです。
これ、企業の採用面接でも似てるなぁと感じてました。

最初のやり取りは、面接は乗り切れても、他で油断してるパターンですよね。
例えば

  • 説明会で寝てたり、空気読めない質問ばかりする
  • 面接の待ち合い室で、ケータイばっかいじってたり、喋ってばっかりいる
  • 面接終わって会社出た瞬間にタバコ吸い始める
  • 会社の前でケータイで喋り始める
  • 電車で出会ったオジサンがうざかったので、文句言ったら、その会社の社員だった
  • 面接した学生が、飲み屋でめちゃくちゃ暴れてた

とか。

結構、会社から出てきた学生の様子って、社員の人は見ていて、しかも覚えていたりします。

次のふたつは思わぬところで評価が覆るパターンですね。
先輩が助けてくれたり、普段の積み重ねを認められたりするケース。OB・OG訪問で、積極的な姿勢見せてたことが後で利いてきたり、筆記試験や適性試験が会社にマッチしていたり、当時は特に意識せずに真面目にやってただけのことが、そのままアピールになっていたり。シンプルに勉強頑張ってましたってのは結構評価いいですよね。


面接官は、プロではないですから、採用の評価軸ってのは簡単にブレます。

例えば、聞いた話では、とあるメーカーの研究職。
面接に「研究がんばったけど、しゃべるの下手な学生」と、「バイトばっかりやってたので、研究はイマイチだけど、しゃべるのは得意な学生」が来たとのこと。

で、面接後に5名の面接官が下した最初の評価は、「しゃべるの上手くて、研究イマイチな学生」が4対1で優勢だったそうです。
ですが、1人の面接官が、「いや、コミュニケーション大事だけど、開発として頑張ってもらいたいし…」と言うと、評価は0対5で、完全に覆りました。
(冷静に考えると当たり前ですが)

金融機関でも、人事が用意した項目(例えば、協調性、積極性、コミュニケーション力、など)について、全て5点満点がついた学生でも、落とされることもあり、理由は「こいつにお金を預けたくなる雰囲気持ってるかっていうと、そうでもない」だったそうです。

面接の評価軸や採用軸ってのは、人間なので簡単にブレますし、拡大もします。また、ほんの少しのことで大きく覆ったりします。


つまりですね、「面接に落ちた理由」なんて、深く深く考えても仕方なくありませんか?

項目全て5点ついて落とされる場合って、面接は結構うまくいってるはずです。

うまくいっても落とされる。しかもそれが、「雰囲気だけ」って理由だってあるんです。


こんなの、考えて、落ちた理由の答え、見つかります?
「あ、きっと雰囲気が悪かったんだ」って。
(逆にうまくいかなくたって、受かってる場合もあります。その受かった理由も考えても、きっと見つかりません)

もっと言うと、採用された側だって、自分が何で採用されてるかわからないはずです。ほとんどの場合、採用する側が、「明確にこの理由で採用したぜ!」みたいなもの、もってませんから。

だから内定者の、「こうすれば受かる!」的な話は、話半分くらいでいいんです。
(何やったか、は聞いてもいいと思いますけどね。でも就活失敗したなぁって言ってる人も、大体同じことやってます)

振り返りが意味ないかのような書きっぷりですが、面接で振り返る意味が無いかっていうとそうではありません。
面接のなかで、スムーズに答えられなかった質問なんかはあると思います。
そういう質問を思い出して、「もし他社で同じ質問されたら、こう答えよう」って考えるのは良いですね。
同じ失敗はしないように、くらい。


だから、面接で落とされた理由を突き止める時間があったら、他の会社をたくさん受けましょう。

(ただ、面接うまくいってそうなのに、落とされることが続いたら、就職課や友達、親などを相手に面接練習してみましょう)


就活は、面接だけ、キリっとしてればいいって訳でもないし、自分ひとりで、落ちた理由、受かった理由を考えることもあんまり意味ないです。


人間が選ぶがゆえの、理不尽さっていうのが、就活にはつきまといます。
それはとても、しんどいことだと思います。

でもね。それは絶対に解消できません。

だから、余計なことは考えすぎず、どんどん動き続けるしか、ないんだよなぁと、根性論っぽくなりますが、考えている次第でございます。