モリタヤスノブログ3.0

福岡大学商学部 森田泰暢のブログです。のらりくらりキラリ。

「UXデザインワークショップ 〜ユーザーを知ってサービスをデザインする〜」に参加(20150905-0906)

やはりアウトプットは大切だなぁと気持ちを新たにしまして、blogも書いていくことにしました。
なんか久しぶり。10年前とか書きまくってたのにちょっと緊張しますね。
これまでやった実践とかも整理してまとめておきたいと思います。

UXデザインワークショップ

9月5日、6日で「UXデザインワークショップ 〜ユーザーを知ってサービスをデザインする〜」に参加してきました。
主催はDMM.comさん、講師は浅野 智先生(経験デザイン研究所HCD-Net理事)です。(協力:九州産業大学 / UX飯塚 / UX福岡)
福岡でこのような贅沢な機会を得られるとは。

九州の学生と社会人が参加。UXの手技法を用いて、簡単なお題に沿ったサービスデザインと、UIの設計、街に出てのプロダクト評価までを一貫して行いました。

私のゼミからも数名学生が参加。

構造化シナリオ法、Prottを用いたUIデザイン、サービスサファリ、アクティングアウトまで2日間でびっちりと。濃密。

お題は観光系で。ペルソナやビジネス情報まで浅野先生に準備いただいていたので、その先からでした。(ペルソナ作るところまででも本当は結構大変だけど)

構造化シナリオ考え中。
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サービスサファリ。ちょっとユーザー役と距離近い??
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Prott使いつつ、画面遷移のチェックや修正中
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アクティングアウトの後に最もよかったチームは表彰されました。
うちの学生がいたチームで、ちょっと嬉しい。
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最後はビアバッシュ。この懇親会でこそ良い振り返りや情報が得られるので大事。
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合間合間に伺ったDMM.comさんのお話(特にDMM.make AKIBAの話には萌え盛りました。これ絶対行きたい。何なら技術ないけど入居してみたいくらい。)も面白く。

参考書には書ききれない微妙なコツなどはワークの端々から理解でき、やはり浅野先生のサポートのもとで実践を見学できるのはとても良い機会。一番おいしい思いさせてもらったのではと感じております。

ワークショップを2日間見ながら、ぼんやりと考えていたことをメモ程度に。

1 シナリオの設定やアイデアの創造

ペルソナが持つ欲求を構成する背景についてもう一歩踏み込むことで良いシナリオの設定やアイデアの創造ができそうでした。欲求の裏返し(待ち合わせがうまくいかない⇒うまくいくようにする)や一般解(店が知りたい⇒条件検索)に留まるケースも見られていて。
その欲求が生まれたダイナミズム(何がそれを引き起こしているのか、など)を考えることで最終成果の差別化もできそうですね。
(システムダイナミクスなんかについてはこちらの本
Amazon.co.jp: 本質思考―MIT式課題設定&問題解決 eBook: 平井 孝志: Kindleストア
にも書かれておりますが)。

ビジネス情報をより意識することや、やはりペルソナ作りからやっていくことで解消されていきそうですが。時間短いのもありましたかね。
UXの参考書はアイデア創造のところは結構さらっと書かれているので、ペルソナ作りのプロセスやバリューシナリオへの展開、アクティビティシナリオへの展開のところと絡めて色々やれそうです。

2 UXと儲け

UXって儲かるのか、というのはよくある質問だとは思います。そりゃ儲かるように頑張れば、というのもよくあるかなと。
ただ商品開発やマーケティングの理論とUXの技法もフィットするところは多いですし、最近の動向と照らし合わせて改めて接点を見直していけばある程度は理論的に儲けに繋がりそうなポイントや仮説くらいは出せるのかなぁとぼんやり考えていました。
これは岡山での非常勤講師の授業で、ベタなマーケティングのフレームワークを作った商品企画とUXの手技法を使った商品企画をやってみて、類似点や違いについて学生に感想を書いてもらったことも背景にはありましたし、今回ビジネス情報を意識する大切さについても学びがありましたので、その両者から感じていました。長期利用品質の創出ももちろんそちらに関わると思いますが。
HCD-netのこのイベントはとても興味深いです(スケジュール的に行けず・・・)
HCD-Net | ビジネス支援事業部発足イベント「経営から見たHCD/UXDへの期待」~産業界への幅広い普及に向けて~開催のお知らせ

3 UXを学ぶことで何が身につくのか

私がゼミなどでUXを扱うようになったのは、ユーザー中心に考えようという思考や、ユーザーに直接インタビューしに行ったり現場でテストしてそこから気づきを得に行こうとする行動などなどUXの枠組みの中で脳みそ捻じれるくらい考え、行動することでベーシックな能力の向上や態度の獲得ができるんじゃないかなと感じていたためです。そういった力は業種関係なく活用できますしね。経済学部の学生相手でも伸ばす価値はあるかなと。
ただまだどういう能力の成長に効果的かまでは少しわかりかねる部分もありますので、人間中心設計専門家の評価指標や学生へのインタビューなどから整理していきたいなと思います。

そんなことろでしょうか。また思い出したら別の話題と絡めてどこかで。

ということでとても良い2日間でした。
浅野先生、DMM.comの皆様、UX福岡、UX飯塚の皆様、ありがとうございました。
学生にも良い機会になったかな?

そしてblogに書いてみるのはええもんですね。
またまとめましょうまとめましょう。