20220226 大宰府内山シャルソンの話をシャルソン10周年の日に
今日がシャルソン、10周年だそうだ。そういえば書けていなかったシャルソンの話。
田代さんからの紹介で佐谷さんとclubhouseで繋がって、太宰府でやりますねと話し。そしてQTnetの上堀内さんから、太宰府の中でも内山地区にあるSiNGさんの中野社長をご紹介いただいて、実施しましょうと。
すぐそばには竈門神社。
Tシャツも作って、福岡シャルソンの福岡さんにもご協力いただいたり。延期もありつつ、2021年10月31日(選挙日だった!)に実施することに。事前準備では内山地区のお店をぐるっと訪問して説明して、なんだか選挙前の最後のお願いみたいな。でもここで地域の皆さんとは話せるようになって、シャルソンは準備段階からもうシャルソン。
当日はSiNGさんが造った屋台で受け付けて。参加者は15人だったかな。
今回は謎解きの要素を入れていて、内山地区の各所に「謎」を配置して解きながら歩いてもらう。
謎解きはヒマラボでも謎解き研究してくれていたOBの阿部君作。さすがのレベルデザイン。
最初はお店の皆さんもどうしよかなと戸惑いもあったけど、「せっかく正解したなら飴でもあげよかなってね」と自主的に副賞を用意してくださるところもあり、涙。
今回は回りながら良いと感じたところを写真撮影して送ってもらい、それを太宰府内山シャルソンアカウントへアップ。
https://www.instagram.com/dazaifu.uchiyama.cialthon/
愉しいタイムラインが出来上がっていた。企画した側が一番愉しそうだったのが嬉しくて。
多様なコミュニケーション生まれつつ、最後のパーティでも盛り上がり。
高校生の参加者は大学生に囲まれて進路相談したりw
私が太宰府に入っている理由のひとつが、太宰府を「学問の街にするには」というテーマがあって。色んなところに探求やリサーチの要素をどうやって埋め込むかをトライしている。シャルソンだってもちろんそうだ。
今回は下記のような仮説と目的を実は立てて、イベントを作った。Instagramに投稿してもらうのも、もちろん愉しんでもらいつつも、どの場所を何枚くらい撮影されるか全部データとして仮説検証に用いた。イベント後の感想アンケートについても仮説が検証できるかに合わせて作って。
リサーチの結果もレポートで提示すると、内山地区の方はとても喜んでくださった。特に、内山地区の自然を守りたいご夫婦が開放しているお庭。ここはお花も丁寧に育てられ、アサギマダラという蝶が集まってくる。
その様子、非常に美しいのだけど、お金が落ちるといった場所ではない。でもそのお庭はとても良いのだと内山地区の方は話してくださっていた。
リサーチレポートを見ると、データとしても参加者がその場所を高く評価し、このエリアの印象を強く形作っていたことが示されていた。やっぱりあそこいいんやんか!と。データもあって立証できると「やはりこの時期はあのお庭を街歩きのコースに入れるのが良いですね」とちょっとした活性化戦略も立つようになる。
今はこのシャルソンでの取り組みが結構名刺代わりになっていて、そこからいまズンズンと太宰府内で繋がりが増えている。シャルソン中だけではない交流が広がり続けている。
本当にありがたい機会になった。シャルソン10周年、おめでとうございます!