モリタヤスノブログ3.0

福岡大学商学部 森田泰暢のブログです。のらりくらりキラリ。

20190112 Xデザイン学校大阪分校BC 第9回アクティングアウトに参加

Xデザイン学校大阪分校もついに最終回。
全体を通じての振り返りはこの次の記事に整理しようと思う。

今日はこれまでの調査分析・アイディエーションの総まとめとしてアクティングアウト。流れは、講義→準備→アクティングアウト

体験のスケッチがアクティングアウト。時間軸を含めた全体性の確認。

考えていたサービス

私たちが考えていたのは「転勤や移住者が現地の情報を得るサービス」。
転勤や移住する際に、ざっくりとした地域の情報はわかるけども、住むとなると細かな地域の情報や様子は分からない。私も実家以外では4県に住んだけども移り住んでからまた引っ越ししたりしている。

すみれ工務店が持っている全国の工務店ネットワークや各工務店が日々得ている地域の情報を「地域の情報を網羅的に理解できているアセット」と捉え、これを活用できれば現地の情報を移住希望者に提供できるかなと。

「共生のための住み分け」というUXパターンも踏まえたものではあった。フィールドワークをした京都なんかだと特に、いきなりノリで町家に住むわけにはいかない。その街に移り住むにあたって最適な場所はどこかを理解する手助けもできそうだと考えていた。

当日の準備とアクティングアウト

アクティングアウトするシーンを具体化しながら準備。
どんどんスマホいじるだけのサービスになっていく。ちょっとしたアプリ的なものを作る訳では無かったはずなのにと。

性善説で作られたビジネス」というコメントがとても的を射ていた。アイデアを都合良くうまくまとめようとしてしまった。「何かを求めているのは企画者本人」。

演じてみると確かに淡々としたチャットで何かを知れた実感を得られるか、自宅に他者がすんなり上がりこんでくる怖さがあるのではないかと、イメージと言語化し切れていないことが浮かび上がる。このサービスはここが特徴なのねという全体性の中における尖りも、アクティングアウトでは良くわかる。具体性が高まらないとFBの具体性も上がらない。利用前後のUXも少し表現されるので、そこに落とし穴があるかもわかるなあ。

アクティングアウトはFBから気づきや改善・内省に繋げるもの。ペーパープロトタイピングと併せてここの繰り返しがもっといる。ミーティングの中でも「ちょっとやってみましょか」となると良さそう(ショートコントにならないように)

プロセスの行き来で思考やアイデアのアップデートができるか

インサイトはいいけど、ビジネスアイデアのところでのもっと工夫を」というFBを頂けた。
転勤する時に現地の細かな情報が知りたい、というインサイトや問題設定はもちろんストレートに出たものではない。
最初に出たアイデアをシナリオ化したり、ペーパープロトタイピングされたものを見たりしながら、また一つ前のプロセスに戻り、を繰り返す中で設定されていったものだった。

AからBへ調査や分析プロセスが移行する時に、Aで得た結果をそのままただBに書き写してないか。Bに移る時に思考が深まるか。
イデアを考える中で、前のプロセスに戻ったりすることを繰り返す中でインサイト自体はブラッシュアップされていったんだろうけども、インサイト実現のためのたくさんのアイディエーションやアイデアブラッシュアップは時間掛けきれなかった。

ただ時間が短いときにこそ実力が出る。「今すぐできることが実力」と言われたことも昔にあった。
案件への収まりをつけるスムーズな引き出しの開け閉めとチェックリストの有無。

1年間通いきった

1年間のベーシックコース。あっという間に終わってしまった。
福岡から参加をしていたが、チームの皆さんもリモートミーティングをしてくださりとても助かった。メンバーには本当に感謝仕切り。
多くの出会いも気づきもあった。リフレクション方法など学びを学生に展開することもできた。

あんまり色々出歩かなかった私が、少し大学の周りを歩き回ったり、この最終回の次の日に「長崎に出かけてみよう」と家族に打診したり、ちょっと路地裏に入って写真を撮ったり、時間軸を動かしながら風景を眺めることができるようになった。秋葉原や中洲を歩いても、これをどう認知しどう捉えればいいのかと考えるようになったり。


(長崎もなんだか豊かな街でした。京都も見たからこそ、別の視点での豊かさを感じました。私がビジネスづくりが下手なだけに、この地域に造船業を作り上げてきた様子や歴史を見て感動)

フィールドワーカーでは無かった自分に、少し変化が生まれたのが嬉しい1年間だった。

温かい「留年だ!」のお言葉にも触れつつ、浅野先生、研究生の皆さん、大阪分校で一緒に学べた皆さん、Yahoo!Japan大阪の方々に改めて感謝いたします!
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