モリタヤスノブログ3.0

福岡大学商学部 森田泰暢のブログです。のらりくらりキラリ。

Xデザイン学校大阪分校で学ぶことにしました

2018年度のXデザイン学校大阪分校にてベーシックコースを受講することにしました。
peatix.com

www.xdlab.jp
(こちらは本校です)


合格の通知が来てほっとしました。頑張ります。

学ぼうと思った理由のひとつは、サービスデザイン分野でのリサーチの基礎を学びたかったこと。人間中心設計専門家の資格を持ってはいるものの全てのコンピテンシーを網羅しているわけではありません。また資格取得の上で自身が携わった産学連携プロジェクトを評価していただいたものの、特殊なケースだろうなという自覚もありました。だから基礎的なことを通しで学びなおしたかったんです。

そして、もうひとつは自分の研究テーマに関わるものです。

私の研究テーマ

現在、自分が研究費を頂いているテーマは「産学連携の商品開発プロジェクトを通じた組織間学習プロセスの研究」です。

企業と大学で連携して商品開発プロジェクトを行うことはビジネス系含めた社会科学系の学部でも実施されるようになってきました。学生が1年足らずで考えたものがすぐに経済的な成果につながるとは限らないのですが、やってよかったと好意的なFBをくださるのは、企業に「学習」があったときでした。学生は連携から学ぶことが多いですが、企業側がプロセスから学習できる連携はどのようにすればできるのか。相互に学習が生まれる連携デザインのポイントを明らかにするというのが研究テーマです。

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(これが模式図。対境担当者というのが企業側担当者のことです。学生とのプロジェクトに参加した担当者にどんな影響があり、その担当者が組織にどんな影響をもたらすのか、みたいなことを調べています)


(この研究と並行してやっていきたいのが、ヒマラボのような社員や市民のリサーチマインドについてです。Xデザイン学校で皆さんが持たれている(もしくは場によって涵養・醸成されている)リサーチマインドもめちゃくちゃ気になります)。


実践の場を作り、研究もする

ですので、ここ5年くらいは学生には商品開発等のビジネス関連のリサーチプロジェクトを実践してもらい、企業にもそのプロセスに参加してもらいつつ、私はその両者のやり取りを観察したり介入しながら調査したりしているという状況にあります。

「組織間連携のデザイン」という組織論の研究をしながら、学生と企業が協働する「ビジネスプロジェクト」の場を作り、一定のアウトプットに向けて動けるようなマネジメントもしなければなりません。アクションリサーチですね。

ビジネスプロジェクトは多様なテーマが寄せられますので、多様な手法も知っている必要があります(手法だけ知っていてその専門家に詳しいことが聞ける状態も含めてですね)。そして最近のテーマはもっぱらUXリサーチの実施が企業への学習も大きくなるだろうなというものが増えています。

実践者であり研究者でもある。

実践の場を作りながら研究も進めるには、ビジネス課題に向き合う上で最新の手法をきちんと学ぶ必要があるわけです。

ということで頑張ってまいります

以上が私が学ぶことを決めた背景でした。東京だけだと福岡からは行きにくかったけど、大阪分校が生まれてありがたいです。

先ほど書いたように次のテーマにしたい(というかもう考え始めている)リサーチマインドについても参加者とのインタラクションの中で気づけることも多いかなと思っています。

良いモヤモヤも持ちながら、良い実践、良い研究ができるように頑張ってまいります。よろしくお願いいたします!