「発散と収束」の「発散」:就活の時期ですね。その1
天下一品のラーメンって、なんで深夜になると急に想起されるんでしょうね。
ま、それはさておき。
うちの1年生も、就活就活とざわつきはじめております。
(短大なので、1年生からやるんですよね。当たり前ですけど)
昔やってた仕事柄、色んな方の職務経歴書を拝見する機会や、また、2年前くらいから就活生のESも見せてもらえる機会はありました。それを踏まえて、個人的にいいかなと思う、自己分析、自己PRについて書いておこうと思います。色んなやり方があるんでしょうけど。
自己分析と自己PRにおいて大切なのは、
「発散」と「収束」です。
簡単に言うと、「発散」はまずどんどん振り返り、まとめず、書き散らすこと。
「収束」はまとめていくこと、ですね。
で、今日は「発散」についてです。
これはもうひたすら過去を書き出す。
いつ何をやったか書きまくりです。
一旦、「考えた事」は置いといて。
例えばホームステイなら、
- いつホームステイっていう選択肢が出てきたのか
- どうやってその選択肢に触れたのか、そして選んだのか
- ホームステイまでにどんな準備したのか
- どうやって行ったのか
- 行って何やったか
- どうやって帰ってきたか
- 帰ってきて何やったか
などなど。
「大学に2時間かけて通ってた」とかも含めて。
やったこと書けたら、今度は思った事、考えた事をどんどん書いていく。
- なんでその選択肢を選んだのか
- 何を考えながら、どんな気持ちで準備してたのか
- 行ってギャップを感じたことは何か
- 帰りながら考えてたことは何か
- 帰って国内で感じたことは何か
どんどん書いていく。
やったこと思ったこと起こったこと、どんどん書いていく。
考えた事書いて、またやったことに戻ってもいいですよね。
「発散」なので、「まとまり」はありません。
書けるだけ、ひたすら書いていく。
このひたすら書いていった、行動と考えの総体が、エントリーシート、履歴書、面接で書ける、話せるほぼ全ての引き出しです。
「あぁまとまらない・・・」なんて悩む必要はありません。ひたすら書くでいいんです。
それでもって、書けたら、今度は自分の「特徴」を探す。
「あ、こういう時にこう考えるんだな」
「こういう状況では、私、こう行動するんだな」
そういう思考や行動の「特徴」を探すんです。
「強み」や「弱み」を探すんではなくて、探すのは「特徴」です。
自己PRしなきゃいけないのに、なんで「強み」を探さないのか。
「短所は?」って聞かれるかもしれないのに、なんで「弱み」を探さないのか。
それはまた明日。