20220220 オンラインはやさしさ、オフラインは豊かさ
こういう状況にもなってオンラインでの諸々も増えてきた。MTGに授業に、演習に色々。後期の講義は対面でやっていたけど、それをそのまま収録して復習動画的にまたオンデマンド配信したり。
でも内心は、こちらに来れていなさそうな留学生、心情的にコロナが怖い学生、かかってしまって自宅から出られない学生のことを考えながら始めたことで。そこに講義の感想としては、対面で理解しきれなかったことを何度か聞き直して思索を深める使い方をしてくれたとも。
ヒマラボという取り組みもオンラインでトライしていたのは、ケガで動けない、体調の問題で部屋から出られない人でもできるにはと考えていたからだ。
オンラインとは「やさしさ」である。
Campfireも小さな個人の機会を活かせるクラウドファンディングのサービス。Googleも誰もがいかなる情報にもアクセス可能な状態を作っている。Amazonだってメンタル辛くて家から出られなくても買い物はできるし、出前館だってそうだ。
オンラインをベースにできているものは、やさしい。
ただゼミで対面で議論したり、私でも美しさを覚えるビストロでの食事を仲間としたり、わが子の友達家族とちょっと大きなアスレチックで遊んでみたり。カマタテクナスさんで見た工場や、アトリエのような手が動く場所も。
オフラインをベースにしかできないものは、そこにしかない身体的な温かさはある。
赤ペン先生のような非同期型のオフラインサービスだって温かさを感じるんだから。手紙もそうか。
オフラインには「豊かさ」がある。
オンラインはやさしさ。オフラインは豊かさ。
逆に考えると、これをベースに様々な仕事や事業や企業が作られていくと嬉しいのにな、なんて。トランポリン飛びながら考えていました。